とりねこ日記

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コロナ禍でもマスクをしないスーパーエキセントリックな人は、最も危険察知能力の高いスペシャルな人なのかもしれない

マスクを付けている女性

コロナ禍でマスク需要が暴力的に激上がりしているせいで、各所でマスク不足が深刻化しているらしい。特に医療現場でのマスク不足が首都圏を中心に顕在化しているようである。

 

ドラッグストアやコンビニに行っても、今でこそ購入機会は増えたものの、少し前までは販売しているのを見かけることはあまりなかった。そのため、家にストックがない人はハンカチや使用しなくなった布切れを利用して、自前でマスクを作ることを推奨されたりしている。

 

外出時にマスクを付けないなど、もはやあり得ない。なんなら「カレーにカレー粉を入れないレベルだぞ!」くらいに思っていたが、こんな危機的状況下でも、世間がどんなに警告を発しても、従わない人がやっぱりいるものだ。

ダイソーで出会ったマスクを付けない親子

先日、日用品を購入しようとダイソーに行ったところ、3人の親子連れが前を歩いていた。30代くらいの主婦と小学生の子供である。外出自粛要請依頼、僕たちの「マスクセンサー」は知らない間に、ビンビンに鋭くなっている

 

親子のイラスト

私はすぐに、その3人の親子がマスクをしていないことに気が付いた。「今のこの状況でやべぇなマジで」と思いさすがに距離を置いたが、少しも動じた様子も見せない堂々とした歩きたっぷりにはもう感心するしかない。

 

買い物を続けながらも、あのスーパーエキセントリックな親子の残像が頭から離れなかった。なぜあの親子はマスクを付けていないのか?その背景をちょっと考えてみた。

 

・まさか私たちが感染するわけがない、という正常性バイアスが働いている

・いつもはマスクを付けているが、たまたま切らしていた

・3密じゃないから大丈夫だという誤った認識を持っている

スマホやテレビを持たない生活を送っていて、そもそもコロナが流行していることすら知らない

・200年後の未来からタイムトラベルして来たばかりだ

 

どの選択肢もありそうだが(最後を除いて)、最初にあげた「正常性バイアスが働いている」が最も有力そうである。

正常性バイアスが異常に働きすぎている説

 とはいえ、外出すればほとんどの人がマスクを付けていたり、身近な芸能人がコロナに感染し犠牲になったりしているのを見聞きしているはずだ。

 

いくら正常性バイアスが働いていても、「さすがにマスクしないとマズイな…」という意識が芽生えるはずである。その意識が心の土壌に芽生えてこないということは、もしかしたら脳が何らかの理由でバグって正常性バイアスが異常に働きすぎているのかもしれない

 

そのため、誰もがこれはさすがにヤベェだろ!という状況にあっても、「自分だけは絶対に大丈夫」だという1㎜も根拠のない自信を持っていられるのではないだろうか。もう無敵モードゴリゴリに全開中って感じだ。

結果的に危険察知能力があり得ないほど高くなっている

でも、脳がバグって正常性バイアスが働きすぎると何らかの影響は出てこないのだろうか?自閉症の人が一部の脳機能の発達が遅れることで、驚異的な記憶力を発揮するような理屈だ。

 

これは1つの仮説に過ぎないけど、生まれつきだか事故の影響で脳機能の一部がバグって、正常性バイアスが異常に働き、さらにその影響で危険察知能力が尋常でないほどにフル回転している。その結果、コロナがどこに存在しているのかが見えるスペシャルな能力を獲得するようになったのではないか。

 

歩く親子と驚く人

見えていればどこを歩けば安全か、どこを歩けば危険かがすぐに分かる。コロナの存在しない安全な場所を歩いている限り、当然マスクを付ける必要性はない。予防という意識も持ち得るはずもない。もう最強という言葉以外、何があるんだ。

 スペシャルな能力を持つ最強親子のあとを歩く人生

コロナに感染して命の危険を最大限まで回避したいなら、もはや最強親子の後ろをずっとついて歩くしかないように思えてくる。コロナが完全に終息するまでしばらくの間、生活を共にして常に親子の後をついて歩く人生を送れば、命を落とす危険性はかなり低くなる

 

マスクを付けて息苦しい思いをすることもない。毎日ワイドショーで、感染者数や死亡者数の推移をみて一喜一憂することもない。手洗いや消毒を過剰なくらいにする必要もなくなる。このご時世で何の心配もなく生活できるなんて最高じゃないか。

 

ただ、親子のご機嫌を損ねないように気を付ければいいだけの話だ。

 

もし電車の中や3密に近い状況下で、マスクも付けず少しも怯えることなく、堂々としている人を見かけたらこう声をかけてコンタクトを取ってみてはいかがだろうか。

 

「あなたにはもしかして、コロナウィルスが見えますか?」と。